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2009年4月4日土曜日

ブック検索で「友達がいない」と検索してみた(1)

Google ブック検索で「友達がいない」と検索してみました。検索結果で出てきたもののうち、個人的に面白そうだと思ったものを取り上げ、コメントします。

◇ 桜家章(2006)『ララーイ-バンコクの幻影ー』文芸社。
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言葉遊びのようですが、「友達」の意味をかなり厳しくとる人の場合、「自分には友達が少ない」と思う傾向が強いのではないかと思いました。タイの人の場合、これとは逆らしいです。

◇ 高田広之進(2002)『心を育てる子育てマニュアル』吉備人出版。
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者は精神科医、臨床心理士であり、これは専門家の見解と言えます。

私などは、中学3年どころか、いまだに親友と言える人に出会ったことがありません。まるで自分のことを言われているようで、「ひどい言われようだな」と感じてしまいますが、なにしろ専門家の見解です。

診断を受けたことはないのですが、私は統合失調症や軽度発達障害はなかっただろうと思います。そうでもないのに親友がいたことがないとは、子育ては失敗だったのでしょうか。実際、私の親はときどき私の言動を見て「情操教育が間違ったのだろうか」と漏らすことがあります。ただ、情緒障害(場面緘黙症、選択性かん黙)の疑いはありましたが。

◇ 中村麻衣子(2001)『神様のおもちゃ箱』文芸社。
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友達がいない人、相変わらずひどい言われようです。友達がいなくて満足していた私からすれば、筆者の意見には全く共感できません。

友達がいる方がいいのか、いない方がいいのか、これは難しいところです。友達がいる人生といない人生を両方経験して、比べることができればいいのですが、そんなことはできません。人生は一度きりなので。

私の人生には、友達がいた時期とそうでない時期がありますが、どちらかと言えば後者の方が自分にとって良かったと自分では思っています。こんな風に考えるの、やっぱり変わってるのでしょうか…?