このブログでは、友達がいない子についてお話します。
友達がいないことは問題なのか、そうでないのか、私自身結論が出ていません。
「人がひとりでいるのは良くない」(『聖書』創世記)(日本聖書協会, 1954)
友達がいない子は、「非社会的問題行動」「非社会的行動問題」などとして、教育の分野で問題にされることがあります。そのままにしておくと、社会性の発達に影響があると考えられるからです。にもかかわらず、こうした子は不登校等の子に比べて目立たないために、見落とされがちなのではないでしょうか。私は、こうした子たちに適切な支援が行われることが必要だろうと考えることがあります。
「つまらぬ友と付き合うくらいなら一人で生きよ」(海軍将校コリングウッド)(Smiles, 1998)
ただ、友達を作らないというのも一つの生き方だろうとも思います。友達がいない、少ないというのもその子の個性であり、必ずしも否定するべきものではないのではないかと思うこともあります。
友達がいない子についての研究や、私自身の体験等から考えたことについて、まとめていきたいと考えています。日記形式のブログには、あまりしないつもりです。友達がいない子については、私はまだまだ勉強中です。間違い等があれば、遠慮なくご指摘ください。
◇ 日本聖書協会. (1954). 旧約聖書. In (1971). 日本聖書協会. 聖書, 1-1326.
◇ Smiles, S. (1998). 自助論 (竹内均, Trans.). (Original work published 1859)