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2009年4月12日日曜日

ブック検索で「友達がいない」と検索してみた(2)

前回に引き続いて、Google ブック検索で「友達がいない」と検索し、個人的に面白そうだと思ったものを取り上げ、コメントします。

◇ 星野仁彦(2006)『気づいて! こどものこころのSOS』ヴォイス。
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もうすぐ五月病の季節ですので、こうした子には気をつけたいものです。子どもの心の問題に関する文献を調べていると、ときどき星野氏の名前を見かけます。有名な方なのでしょうか。

◇ 力丸周(2002)『ドレミで子育て』文芸社。
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専門家の意見です。勉強になりました。

◇ 加藤諦三(2007)『いじめに負けない心理学-いじめられずに生きるために気づくべきこと-』PHP研究所。
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友達がいなかった私に仲良くしてくれようとした子がいたのですが、むしろ彼ら・彼女らの中に、この炭焼きのような人もいました。自分が好きなことに一方的に私を巻き込もうとし、困ってしまったことがあります。もっとも、彼ら・彼女らにしてみれば、何をすれば私が喜ぶだろうか分からなかったのかもしれません。私は極度の内気で、学校では何も話さない子だったので。

なお、「炭やきと羊毛をさらす人」は、岩波少年文庫から出ている『イソップのお話
』(河野 与一訳)などで読むことができます。

◇ 菅原裕子(2007)『子どもの心のコーチング-一人で考え、一人でできる子の育て方-』PHP研究所。
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一部、同意です。友達を作るなら、自分から心を開くことは確かに大事だろうと思います。友達がいない子の中には、こうしたことに案外気づいていない人がいるかもしれません。