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2010年3月11日木曜日

同調圧力を感じなかった

友達がいなかった中学~高校生の頃の私は、単独行動派でした。周りの同級生たちが揃って同じ行動をしていても、私だけ全く違う行動をとるなどしていました。

例えば、周りの掃除当番がみな掃除をさぼっていても、私一人だけが掃除をしていました。周りの男子生徒がみな詰襟(学ラン)のホックを外していても、私一人だけがホックを留めていました。周りのほとんどが学生カバンをつぶして平らにしていても、私はそのようなことはしませんでした。

もしかすると、周囲の生徒には「同調圧力」が強かったのではないかとも思います。友達がみなやっているから、他の人もやっているから、自分もやらないわけにはいけないということです。そうした同調圧力が、学校のきまりを守らなければならないという規範意識よりも強かったのでしょうか。もちろん、純粋に掃除をさぼりたい、詰襟のホックを外したい、学生カバンをつぶしたいという欲求もあったのでしょうが。

一方、私などは、同調圧力はほとんど感じず、学校のきまりを守るべしという規範意識の方をずっと強く感じていたのでしょう。

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仲間関係の3つの発達段階というものがよく知られています。(1)ギャング・グループ、(2)チャム・グループ、(3)ピア・グループです。これらの詳細については、私はうまい説明ができないので、他サイトを参照。

例。 Benesse教育研究開発センターのページ
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高校生ぐらいならまだしも、中学生ぐらいまでなら、同じ行動を重視するチャム・グループが中心で、同調圧力は強そうに思えます。それだけに、私の場合は不思議です。友達や仲間がいなかったから、同調圧力を感じることもなかったということなのでしょうか。